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シナリオライティングの黄金則
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定価: 3,990円(本体3,800 円+ 税5%)
著者: 金子 満
総頁数: モノクロ280頁
発売日: 2008年4月上旬
発行・発売: 株式会社ボーンデジタル
ISBN: 978-4-86246-062-2
    

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「シナリオに文才は必要ない。しかしルールを知ることは必要だ」と本書は主張します。ヒットする映像作品には共通の黄金則が存在するのです。
今まで日本では、「シナリオは文芸であり、それを基に制作される映画は感性と芸術性で作られる」と考えられてきました。シナリオに合理的な分析を加えたり、共通基準を見出すべきではないとされてきたのです。しかし、映像作品には国境がないうえに、ルールを理解し、それを満たしたシナリオを書けば、世界に認められる作品を生み出すことができます。
コンテンツ制作現場の第一線で活躍してきた著者が、その豊富な経験と知識から、シナリオライティングを工学的アプローチによって明確に解説・例証し、シナリオライティングのルールを解き明かします


【構成】
シナリオ作成に必要な基礎知識、シナリオの構成要素である筋立て(ストーリー)と描写(テリング)の構築方法を徹底解説します。
黄金則を知ることによって、シナリオライティングの奥義を習得できます。
映画・TV番組だけでなく、ゲームをはじめとするあらゆる映像コンテンツのシナリオ作成に適応します。
映像作品の成否を握るシナリオの良し悪しを見抜く力を育成できます。


【目次】
第1部 シナリオ作成の基礎知識
第1章 従来型のシナリオを知る
 1 シナリオの由来
 2 シナリオの構造
 3 シナリオの現状と将来
第2章 ものがたりの本質を知る
 1 ものがたりの起源
 2 ものがたりに共通するルール
 3 ものがたりと映像の接点
第3章 映像表現の歴史とシナリオ
 1 コピー可能な最強の表現手段
 2 映像で何ができるか
 3 映像共通のシナリオ構造
 4 ゲーム時代のシナリオ
第2部 筋立て(ストーリー)構築の方法
第4章 黄金則の1:プロット(梗概)を作成する
 1 プロットとは何か
 2 ショートプロット(Sプロット)
 3 ミディアムプロット(Mプロット)
 4 ロングプロット(Lプロット)
第5章 黄金則の2:Lプロットをロットに分けフルプロットを作成する
 1 フルプロットの役割
 2 ロットの由来と概念
 3 ロットの工学的分析
 4 ロットのガイドライン
 5 フルプロットの構成
 6 オリジナルストーリーの場合のロット作成
第6章 黄金則の3:(シナリオ作成用)設定資料を整える
 1 筋立て(ストーリー)の設定情報
 2 描写(テリング)の設定情報
第3部 描写(テリング)構築の方法
第7章 黄金則の4:フルプロットからシーンを作成する
 1 シーンの役割り
 2 シーンに入れるべきもの
 3 シーン作成の技術
 4 シーン作成の実際
 5 動きとせりふ
 6 時間(長さとタイミング)の調整
 7 シーン設定のルール
第8章 黄金則の5:ポイントを設定する
 1 ビジネスとしての映画には必須
 2 ポイントの役割り
 3 ポイントの工学的分析
 4 ポイントの構成と挿入
第9章 黄金則の6:リマインダーを設定する
 1 リマインダーの役割り
 2 リマインダーの工学的分析
 3 リマインダーの作成と挿入
 4 感情(ドラマ)カーブを利用する
第10章 黄金則の7:分析・評価にもとづき、リライトをする
 1 シナリオの分析・評価
 2 読み返しと書き直し
 3 よりよいシナリオへ
参考文献
あとがき
索引


【著者紹介】
東京都出身。アニメーション・プロデューサー、ディレクター、シナリオライター。慶應義塾大学法学部からフジテレビ編成部、南カリフォルニア大学シネマスクールを経て、東京でJCGL、ロサンゼルスでメトロライトスタジオを創設、1996年東京工業大学大学院の後期博士課程修了(情報理工学)。慶応義塾大学 大学院教授を経て現在、東京工科大学大学院教授。片柳研究所クリエイティブラボ主宰。
これまでテレビドキュメンタリ、スタジオクイズショー、時代劇、アニメ番組、コンピュータアニメーション、PC用ゲームなどの企画・シナリオ・制作及びその制作システムの研究・開発を手がける。
著書に『映像コンテンツの作り方 -コンテンツ工学の基礎-』(ボーンデジタル)、『メディアコンテンツの制作』(画像情報教育振興協会)など。
主な業績は芸術祭優秀賞(ドキュメンタリ「母と地球」)、文化庁優秀番組賞(アニメ「子鹿物語」)、アカデミー特別視覚効果賞(メトロライトスタジオ「トータルリコール」)、エミー賞(同「ABCワールド」)、通産大臣賞(JCGL)、総務省団体表彰(クリエイティブラボ)、ディジタル映像制作システムの研究開発(文科省オープンリサーチセンター)など多数。